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時間の使い方が下手な人から上手い人になるには?
時間に対する認識を常に持つ
時間の使い方が上手くなるには、まず第一に、時間に対する認識を常に持つことが必要です。
大抵の場合、時間の使い方が下手な人は、時間の認識を持たずに物事に没頭してしまいます。
物事に没頭すること自体は悪いことではないですが、決められた時間の中で物事を処理しなければならない場合、ほぼ確実に時間通りに物事を終えることができず、「時間が足りない」と嘆く結果になってしまうことが多いでしょう。
時間の認識を常に持っていれば、物事に取り組んでいる最中にも「今、◯分経過した」「◯時までに終わらせるには最低限ここの作業までいっていなければならない」などの、計画を立てることができるようになります。
あくまでも、人間には「寿命」が存在するので、時間は有限です。
効率的に物事をこなせるようになるために、常に時間に対する認識を持っておきましょう。
心理学的側面から見た時間の感じ方
個々によって感じ方は異なる
時間の感じ方は、個々によって感じ方が異なります。
時間は、主に「物理的時間」と「心理的時間」の二つに分類され、「物理的時間」は時計で計測可能な絶対的な時間(客観的な時間)、「心理的時間」は個々それぞれが主観的に感じる時間を指します。
心理学の世界では、時間の感じ方が個々によって異なるのは、人の身体の調子や感情などからも起因する「心理的時間」から発生しているとされています。
身体の調子によって異なる
時間の感じ方は、人間の身体の調子に左右されます。
時間の感じ方に関して、心理学の世界では、身体の代謝が良い場合には時間が長く感じ、逆に代謝が悪い場合には時間が短く感じるとされています。
身体の代謝は運動をすることによって盛んに行われるため、時間の感じ方を工夫する一つの手段として覚えておきましょう。
感情に左右される
時間の感じ方は、人間の感情によって左右され、時間への意識をどれだけ向けていたかによって異なります。
例えば、「楽しい時間は早く過ぎる」「つまらない時間は長く感じる」などと思ったことが誰でも一度はあるのではないでしょうか。
「時間を忘れて楽しむ」という表現がありますが、楽しく過ごしているときは、あまり時間へ注意が向けられていません。
逆に、退屈な時間というのは、「終わるまであと何分だろう」などと時間に注意が向けられがちです。
したがって、「時間にばかり注意が向けられる事柄」、言い換えれば「退屈に過ごしている時間」というのは、長く感じてしまうということになります。