統括塾長メッセージ

統括塾長　原田　宣

１.教育現場で起きていること

延べ５０００名以上の生徒様への教育に携わらせていただき、わかったことが２つあります。
『生徒を取り巻く環境が、生徒自身の人間性を決定付ける大きな要因である』こと。
そして、『正しい情報を得ること＝正しい情報ソースに出会うこと』だということ。
子どもたちは、出会う環境によっていかようにも変化していくものです。
教育はその中の一部でしかありません。その中でいかにして子どもたちの力を目覚めさせていくのか。

●数学の関数が苦手だから関数をやらせれば良い。
●部活動が忙しいから宿題が終わっていなくても構わない。
●生徒や保護者の機嫌を損ねないようにすれば良い。

このような考えのもとで指導をしているとしか思えないような教育現場をいくつも見てきましたが、どうしてもそれで子どもたちの能力が開花していくとは考えられませんでした。
なぜその単元が苦手となり、どこでわからなくなったのか。今それをやるのが最善なのか。
勉強時間を確保できていない原因は何で、どうやってそれを解決するのか。今、何を言うべきなのか。
保護者様は生徒様を理解できているのか。
その他あらゆる情報を複合して適切なアクション（指導）をすることが、結局は一番の早道なのですが、
集団授業の対面形式では『最小公倍数的な授業と情報』しか伝えられていないのが実情です。
その生徒にとって何が正解かを理解している講師・教師は多数いるでしょう。
しかし、その上で不正解を言わざるを得ない状況に立たされてしまう、
あるいは黙ることを強いられてしまうことが多いのが実情です。
（もちろん、日本中の教育現場を見たわけではないので主観でございます。）

２.ネット環境のもたらした闇

近年では忘年会や新年会などもオンライン上で行えますし、学会の発表や国を跨いでのミーティングでさえ自宅で可能な時代となりました。
これは一昔前では考えられない状況でしょう。
こと学習においても、各学校で積極的にタブレット学習などが導入され、オンラインでの講義も増えています。
今の世代の生徒様方は、とかく『時間』に対する観念が変化してきております。彼らが欲するものは、『タイムパフォーマンス』の高いコンテンツです。このことは、しばしばマイナスに捉えられ『だから最近の若者は』なんて言われることも。
しかしその問題の本質は、『若者の考え方』の良し悪しではないと思うのです。
冷静に考えてみても、何事も効率が良いに越したことはありませんから、タイムパフォーマンスを求めるという考え方は実に理にかなっています。では、何が問題なのか。

私は『コンテンツを提供する側』に問題があると考えています。
不確実な方法や根拠のないデータなどが横行し、受け止める側が情報を精査し切れていないのです。
その結果、どの時代よりも発展した『現代』においても、数々の問題が解消されないのでしょう。

３.ネット環境の恩恵を活かす

では、ネット環境は闇しかもたらさないのでしょうか。もちろんそんなことはありません。
高速通信を可能にし、自宅から世界中につながることができるようになりました。
これを教育に活かしたいというのが私の結論です。
『無名な有能講師』の方たちは日本中にいます。
そして、洗練されたコンテンツを手軽に入手したい生徒も日本中にいます。
であれば、まさにネット環境こそが教育を最適化できるものだと思うのです。

４.オンライン個別指導が最適解

通塾時間が掛からず、体力も浪費せず、時間も自由に決められる。
懸念されるのは、自分の立ち位置の把握とサポートしてくれる方々への感謝の気持ちが薄れることでしょうか。
しかし、だからこそ我々は『人』にこだわるのです。
ただ授業を実施するだけ、ただ解き方を教えるだけ。
それでは先程の『闇を生み出すコンテンツ』に他なりません。
我々が大切にしているものは、人間力のある・人間味のあるコミュニケーション授業。
目的に向かって最善の学習指導をするのは当然ですが、それにも増して『いかにして自分自身で解決の道を切り拓けるか』を指導していきます。
２４時間生徒を見ることはできません。しかし２４時間の『最も有用な使い方』を教えることができます。
教えたがっている講師がいます。
生徒が求めるものを理解し、それ以上のアンサーを出し続けるAstart-online【エイスタートオンライン】の最強講師陣。是非とも体感していただけましたら幸いです。

５.終わりに

ここまでお読みいただきありがとうございます。
我々Astart-online【エイスタートオンライン】の提供するサービスが、現代に即した『最高に有用なコンテンツ』であるよう日々研鑽と努力を尽くしていく所存でございます。