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進学時に注意しておきたいポイント①

進学時に注意しておきたいポイント②

授業についていけない高校1年生が多い理由

授業についていけない高校1年生が多い理由

そもそも中学と高校では学習内容が異なる

授業についていけない高1が多い理由として、そもそも中学と高校では学習内容が異なることを理解しましょう。当然ですが、中学よりも高校の方が、学習する内容がより難しいです。

極論を言えば、中学では暗記したものをそのままアウトプットすれば良かっただけなのに対して、高校では覚えた要素に対する概念や体系を丸ごと学びアウトプットする、ということになります。

したがって、中学と高校では根本的に学んでいる内容が異なり、教師や講師の「説き方」すらも変わってくるのです。

▼具体的な違い

科目具体例
英語【中学】
文法を習い、和訳すること、あるいは英訳することがメイン。
【高校】
それぞれの語句のニュアンスなども理解し、雰囲気で前置詞を使うようなことはできなくなる。(自動詞・他動詞の概念や、時制についても細かく考えるなど)
数学【中学】
公式を学び、例題を解き、方法を当てはめれば基本的には解決する。
【高校】
議論と証明、そして厳密さが求められる。公式を使える、計算ができるなどはそれ以前の問題として扱われる。知らないのは論外。その分野の『構造』も理解しなければならない。
理科【中学】
式や法則を暗記し、実験内容から結果までを考察するような学習がメイン。
【高校】
物理・化学・生物・地学と大まかに4つに分かれ、それぞれを徹底的に考察するようになる。より専門性が増し、『〜は考えなくて良い』となっていた部分を論理的に式に組み込むようになる。積極的に数学の計算式を利用するようにもなる。
社会【中学】
広く浅く学習する(歴史上肝となる事件や人物、世界的に常識の範疇の地理など。)
【高校】
それぞれの土地や出来事に関して、思想や環境などの相関関係なども紐づけて学び、より深い部分を学習する。

中学の基礎知識ができていない

中学の基礎知識ができていないことは、授業についていけない高1が多いと言われる理由の一つです。

高校では、学習科目に対する概念や体系を丸ごと学びます。覚えるべき基礎を覚えていない状態で、学習科目の概念や体系を学び取ることは不可能です。

あくまでも、「点と点を線にし、それを形作る」必要があります。その「点」があるかどうかが、授業についていくための重要な要素となるのです。

学習能力に対して授業の質・スピードが合っていない

授業についていけない高1が多い理由として、自分の学習能力(インプットする力)に対して、授業の質やスピードが合っていないことも考えられます。

「先生の言っていることが分からない」「自分が理解し終える前に次の話になってしまった」など、思ったことがあるのではないでしょうか。

「授業についていけない」という現象は、「自分の学ぶ力と、授業の質やスピードとの差分」と言い換えることができます。差分が発生しているかどうか、意識してみることがポイントです。

授業についていけない高校1年生の対策

授業についていけない高校1年生の対策

基礎を反復し習得する

基礎を反復し習得しましょう。高校では、中学時に教わったことに関する、より一層深い知識を必要として発展的な内容を学習します。発展的な内容を学ぶのに、基礎は欠かせません。

基本的に、学校で使用する教科書は、「基礎問題」と「応用問題」の二つに分かれています。したがって、教科書の「基礎問題」部分を反復するのも、基礎を固めるための解決策と言えます。

また、中学レベルの問題集を購入し問題を解くことや、Youtubeなどの動画プラットフォームを通じて、基礎理解を深めるのも一つの解決策です。

理解ができない部分を冷静に抽出する

理解できる部分と理解できない部分を分け、理解ができない部分を落ち着いて抽出してみましょう。まず、「授業についていけない」と感じた場合は、大抵「どうしよう」と不安がってしまうものです。

単純に、「授業についていけない」という現象は、「分からない部分が多い」ということに繋がっています。したがって、理解できない部分はどこなのかを明確にしましょう。

教師や講師などからサポートを受ける

学校の先生や講師、あるいは周りの友達に教えてもらいサポートを受けましょう。

勉強は、決して一人でやるものではありません。そもそも、学校の先生や講師から教わって勉強をしているはずです。

何らかが原因で分からない部分が出てきたのならば、勉強を教えてもらっている先生や講師を訪ね、もう1度聞いてみることを念頭に置きましょう。

もし、先生や講師に聞きにくいなどがあるならば、友人に教えてもらうのでも良いでしょう。

また、自分が授業についていけていない旨を、担任の先生に相談してみるのも一つの解決策になります。

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