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高校受験の当日に親は付き添いしてもいい?
付き添いして問題なし
高校受験の当日に、親は付き添いをしても問題ありません。
「過保護すぎるかな…」「親が付き添いや同伴をするのはやりすぎかな…」などは考えずに、子供を心配に思うならば、積極的にするべきです。
場合によっては、中学校から保護者の付き添いは控えるように注意喚起が行われることがありますが、高校側では保護者の控室まで用意していることもあります。
また、子供が付き添いを拒否することも考えられます。子供が「親と一緒に行くのは恥ずかしい」などと思うことも十分あるでしょう。
付き添いをするのかしないのか、受験会場の門まで送り届けるのか、控室を使うのか、など様々なケースが考えられますが、子供とコミュニケーションを取った上で最善策を取るのがベストです。
高校受験当日の親の付き添いはどこまで?
持ち物リストの確認
高校受験の当日は、子供と一緒に持ち物リストの確認をしてあげましょう。主な持ち物リストは以下です。
家を出る直前に確認をしてしまうと、バタバタして抜けが発生してしまうので、時間に余裕を持って持ち物リストを確認しましょう。
▼持ち物リスト
・受験票
・筆記用具
・上履き
・現金
・学生証
・スマートフォン
・時計
・マスク
・ハンカチ、ティッシュ
など
受験会場までの送迎
親は受験会場まで送迎してあげても良いでしょう。最寄りの駅や、乗り換えの都合が良い駅まで送迎するのも良いですが、受験シーズンは交通機関が大きく乱れることも少なくありません。
特に、電車を利用する場合は、悪天候や人身事故、信号機トラブルなど様々な要因が考えられます。
交通機関の乱れは、事前に予測できる事柄ではないので、受験会場に行くべき時間に間に合う最善のパターンを選択しましょう。
また、受験会場までが遠い場合も送迎をしてあげても良いでしょう。道に迷う、電車の乗り換えを間違えるなど、受験会場が近い場合よりも確実に遅刻してしまう要因が増えます。
とにかく、受験会場に間に合う最適な方法を考えましょう。
遠方の場合は引率しても良い
他県などの遠方の学校に受験する場合や、外泊を伴う場合は子供に引率してあげた方が良いです。
単純に、半ば成長途中の中学生が単身で県外の学校まで行くのは、受験会場に間に合うかどうかに関わらず様々なリスクを伴います。
また、なにより親は子供を心配に思うでしょう。不測の事態も考慮しながら、移動するスケジュールをしっかり立てましょう。
高校受験当日の親の接し方・心得
気持ちに余裕があることを見せる
自分の気持ちに余裕がある姿を見せましょう。親が不安がっていれば、子供にも自然に伝わってしまうものです。
不安がっている親を見た子供には、緊張感が生まれます。受験当日は、親も自信を持って子供にエールを送るべきです。
また、もし試験後に子供が不安がっていたとしても、親は毅然とした態度で振る舞い、子供を褒め称えてあげるべきです。安心して子供に試験当日を迎えてもらい、過ごしてもらうのが親の勤めでもあります。
したがって、落ち着きのない行動を見せたり、緊張感を与えてしまう言動は取らないようにしましょう。
空気を和らげる
子供との間の空気感を和らげてあげましょう。高校受験当日の朝にピリピリした空気感でいると、子供に緊張感が生まれてしまいます。
何気ない会話で良い雰囲気を作ってあげましょう。
▼例)
親『日本史の事件で何か問題出して。』
子『え、いいよ、、、。』
親『いいから!』
子『、、、じゃあ、日清戦争で指揮官だった人は?』親『伊藤博文!!』子『残念!山県有朋陸軍大将でした〜(笑)』
また、試験が終わった後も、談笑をして空気を和らげるのがベストです。
試験後に試験がどうだったかを尋ね、なぜ問題ができなかったか責めるなど、気持ちを逆撫でするようなことはしてはいけません。
受験当日まで目標を持って頑張ってきた子供に「頑張ったね」「よくやった」と声をかけてあげましょう。