受験勉強はいつからやるべき?【高校入試編】

できるだけ早く始めるべき!

受験勉強は、早めに始めるに越したことはありません。

一般的に中学3年生の夏から始める人が多いと言われていますが、自分の志望する高校と現段階の学力の差によって必要な勉強量は変わるため、明確に始めるべきタイミングはなく人それぞれです。

また、受験に対する意識を持った段階や、部活動が一区切り付いたときなど、人それぞれ受験勉強に取り掛かれるタイミングは異なります。

「志望校の難易度」と「現在の自分の学力」との差や、部活動などの学生生活の内容を考慮し、受験勉強を始めるタイミングをあらかじめ決めておくのが最善です。

受験勉強って何すればいいの?

まずは自分の学力を知る

まずはじめに、自分の学力を把握しましょう。

「志望校の難易度」と「自分の学力」の差を埋める解決手段が「受験勉強」です。

そのために、志望校を定めておくことは当然ながら、まず自分の学力がどの程度なのかを把握しなければなりません。

自分の学力を測ることのできる手段として、模試や実力テストなどがあります。模試や実力テストを利用し、自分の「偏差値」を知ることで、自分の現段階の学力や志望校の難易度との差分を出すことが可能です。

得意・不得意科目を把握する

自分の学力を知ることができたら、次は得意・不得意科目を把握しましょう。

自分が何が得意で何を不得意としているのかを知ることで、受験勉強を効率的に進めていくことができます。

「好きな科目ばかり勉強してしまう」「嫌いな科目は勉強しない」などの状態に陥ってしまうのが最悪のケースです。「得意と好き」「不得意と嫌い」は別物として捉えましょう。

また、「得意科目はさらに伸ばす」「不得意科目は差を埋める」という考え方で、受験勉強に対するモチベーション維持にもつながります。特に、不得意科目に対する意識を変化させることは、受験勉強において最も重要です。

不得意科目に対してあまり消極的にならずに、あくまでも「志望校の難易度との差を埋める」という程度にとどめておきましょう。

勉強時間を管理する

受験勉強をする時間を管理しましょう。「時間」は全ての人にとって平等に割り振られています。また、受験勉強における得意不得意科目は人によって異なります。

つまり、受験勉強に費やせる時間は全員平等であるということです。自分が伸ばすべき科目や「正解できなかった問題」などに時間を多く割り振り、受験勉強を効率的に進めましょう。

勉強時間の管理をせず、「受験勉強」と言いながらただ闇雲に時間を使ってはいけません。受験当日までの時間は限られているので、限られた時間の中で本番により良い効果を発揮できるように勉強時間の管理を徹底しましょう。

また、当然ですが「時間」は勉強時間だけではありません。「移動時間、ご飯を食べる時間、お風呂に入る時間…」など、他にも多くあります。

日々の過ごし方や生活において必要な時間もありますが、勉強時間と勉強以外の時間のバランスを上手く取りながら受験勉強に取り組みましょう。

「なぜ正解・不正解したのか」を追求する

問題に対して「なぜ正解・不正解したのか」を追求しましょう。

実際に受験勉強をしていると、結果(点数)だけを求められているように感じてしまうこともあります。結果(点数)は重要ではあるのですが、その結果になった原因や理由の方がとても重要です。

例えば、数学の問題では計算結果が合っているか合っていないかで正解か不正解かが決まります。

しかし、その計算結果(答え)を導く際には「公式の使用」「方程式への理解」など、知っておかなければいけない前提知識があることも多いはずです。

つまり、受験勉強においても「これを知らなかったから問題が解けなかった」「この知識を覚えていないから問題が解けなかった」など、「なぜ」問題が解けなかったかを考えることがとても重要なのです。

弱点科目を克服できる思考方法でもあるので、ぜひ受験勉強に取り入れましょう。

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