目次
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【PDCAサイクル】勉強への具体的利用方法
PDCAサイクル|その意味とは?
物事を改善するための考え方
頭文字 | 意味① | 意味② |
---|---|---|
P | Plan | 計画 |
D | Do | 実行 |
C | Check | 測定・評価 |
A | Action | 対策・改善 |
PDCA(PDCAサイクル)とは、ある物事や事柄を継続的に改善するためのやり方、もしくは考え方を指します。
目的や目標を明らかにし、PDCAを回すことで、効率的かつスピーディーに物事を改善、または解決していくことが可能です。
PDCAサイクルは、企業におけるビジネスシーンや教育、スポーツの分野など、幅広い場所で活用されています。
PDCAサイクルは受験勉強に活用できる?
大いに活用できる!
PDCAサイクルは、受験にも大いに活用することができます。
例えば、受験生は、受験勉強のスケジュールを立てて取り組み、模試やテストの点数を確認した後に、軌道修正をしながら自身の学力を向上させていくことでしょう。
したがって、PDCAサイクルに当てはめる物事の規模感は大小あれど、「今やっていることは何のためにやっているか」を、おおよそ把握することができるのです。
PDCAサイクルを知っているのと知っていないのとでは、「勉強の効率さ」「目標・目的意識」「モチベーションの維持」などの点で、大いに差が開きます。
自分がやっていることは今、「PDCAサイクルの中のどの部分で、そこがどうなのか」を意識しながら、受験勉強に取り組みましょう。
受験勉強におけるPDCAサイクルの例
Plan(計画)
受験における「Plan(計画)」は、目標を立てることと、受験勉強のスケジュールを立てることです。
目標は、当然「志望校合格」になるでしょう。
目標を立てた後は、その目標に対して実際にどんな行動を起こすのかを考えます。
できれば、数値などで具体性を持たせて、客観的に分かりやすくなるように計画を立てられると良いです。
計画をするということは、PDCAサイクルの基盤となるので、「いつ・どこで・どのようにやるのか」など、自分がどんな行動を起こすのかを具体的に考える思考を身につけましょう。
Do(実行)
受験における「Do(実行)」は、実際に受験勉強をすることです。
ただし、ここで言う「実行」とは、受験勉強を実際にすることだけではありません。
「実行していることは本当に合っているのか」「これ以外に別の手段はあるのか」など、実行を通して考えるべきことがあります。
物事や事柄は、自分を俯瞰して客観的に見るのが重要です。
実行しながら、気づいたことはメモを取るようにし、受験勉強をするだけにならないよう意識しましょう。
Check(測定 / 評価)
受験における「Check(測定/評価)」は、立てた勉強計画をしっかり実行できたのかを確認することです。
言い換えれば、自分の行動を振り返るということです。
また、計画の段階で、「模試やテストでこの時期にはこれくらいの点数を取る」などの目標があるならば、数値目標が達成できているのかを確認することも重要です。
計画通りに行動ができているのか、または自分の学力を見定めることが、受験における「Check」の部分となります。
Action(対策 / 改善)
受験における「Action(対策/改善)」は、自分を振り返った際に行なった測定や評価から、明確となった課題点を改善策に導くことです。
例えば、模試やテストの結果を省みて、どのようにしたら次に良い点数が取れるのか、または学力が向上するのかを考えることです。
物事は、ただ振り返っただけでは意味を成しません。必ず、課題点の発見と改善策の考案がセットで必要です。
「計画通りに進めるのか」「計画をベースとして微修正しながら継続するのか」「完全に別の手段を選び計画するのか」など、視野を広げて策を講じましょう。