受験勉強に対する7つの心構え|心得

受験勉強に対する7つの心構え|心得

①完璧主義は捨てる

受験勉強において、完璧主義は捨てましょう。「完璧主義」と言うと聞こえは良いかもしれませんが、受験においては、入試当日までの時間が限られています。

完璧主義の場合、全てを網羅的に深く追求してしまうため、「本来そこまでやらなくてもいいもの」にまで手を付けてしまい、時間のロスに繋がってしまいます。

受験勉強においては、志望校に特化した勉強を行い、効率的に計画を進めていくのがベストです。

②受動的な姿勢から能動的姿勢へ

受動的な姿勢から能動的姿勢へ変えましょう。受動的な姿勢とは、つまり「言われたことしかやらない」ということです。

さらに言い換えれば、言われたことが全てであって、自分で何も考えようとしていません。

受験は自分がするのだから、周りの手助けは必要であれ、自分が主体となって考えて進めていくべきです。

受け身の姿勢はやめて、能動的に物事を考え進めていく努力をしましょう。

③「時間」と「行動」を意識する

自分の行動と、行動にかかる時間を意識しましょう。受験勉強で例えるならば、「この時間をこれで費やすのならば、勉強する時間に充てた方がいい」と考えることです。

時間は、無限にあるわけではなく有限です。人はそれぞれ、時間の持ち分を平等に分け与えられ、行動によって時間を消費しています。

受験当日までの限られた時間の中で、一つひとつの行動に対して「時間を消費している」という意識を持ち、無駄な時間を過ごさないようにしましょう。

④志望校を知り差分を埋める意識を持つ

a志望校の受験科目や配点・出題傾向を把握する
b志望校と自分の学力の差を把握する
c各科目の数値目標を設定する

a. 志望校の受験科目や配点・出題傾向を把握する

志望校の受験科目や配点、出題傾向を把握しましょう。大学受験では、学校ごとに受験科目が異なり、さらに科目や大問ごとの配点、出題傾向なども異なるため、千差万別です。

スポーツなどでも言われますが、まず相手を知ることが大事です。志望校の動向を知り、相手にとって不足のない状態で受験しましょう。

b. 志望校と自分の学力の差を把握する

志望校と自分の学力の差を把握しましょう。「差」とは、志望校の合格点と現在の学力における得点とのギャップを知るということです。受験勉強は、この「差」を埋めるために行います。

志望校との差を明らかにして、受験勉強において自分が「どんな教科」の「どの部分」を推し進めていくべきなのかを考えましょう。

無論、自分の得意教科や不得意教科がどんな科目なのかも考慮して計画立てることも重要です。

c. 各科目の数値目標を設定する

学力の差を明らかにできたならば、各科目の目標数値を具体的に設定しましょう。目標を定量的に(数値や数量で)表すことは、具体的な戦略を立てることに役立つので、良い結果を生み出しやすいです。

受験勉強ならば、志望校と自分の学力の得点差を埋めるために、「どこの問題をどれくらい取れるようにしなければならないのか」をはっきりさせることができます。

さらに、目的や目標を明らかにすることは、モチベーションの維持にも繋がります。各科目の数値目標を持って、受験勉強に取り組みましょう。

⑤実現可能な計画を立てる

実現可能な計画を立てましょう。無理な計画を立てるということは、実現できる可能性が低い(できない可能性の方が高い)ので、全く意味がありません。

さらに、無理をすることは、一番大事な健康面すらも害してしまうことにも繋がるため、心身に支障をきたしてしまう恐れもあります。

計画を立てる際は、日々の生活を基準とした現実的な勉強時間の算出や、科目ごとの勉強時間の割り振りなどを行い、最も結果が出やすい手段を取りましょう。

⑥他人と比較しない(自分を分析する)

他人と比較するのはやめましょう。基本的に、受験生は「(自分の)志望校に入るため」、つまり「入学試験に合格するため」に勉強をしています。

試験に合格するために必要なことは、試験に受かるための学力を持つことです。学力を向上させるためには、自分が勉強しなければなりません。

勉強をするには、得意分野や不得意分野、必要な偏差値など、自分や志望校の分析が必要です。

したがって、「自分自身が受験をし合格すること」に対して、他人は関係ありません。受験は、あくまでも「自分との戦い」だという意識を持ちましょう。

⑦自信を持つ

自信を持って、受験勉強を進めていきましょう。自信を持つためには、知識と経験の二つが必要です。

受験勉強において、知識とは「問題を解くための基礎」を指します。また、経験とは「何度も反復し問題を解くこと」を指します。

経験と知識を兼ね備えたら、自ずと自信が湧いてくるはずです。

自信を持つために、網羅的でかつ深い知識の吸収と、問題を確実に解けるような経験を積みましょう。

マインドセットとは?

マインドセットとは?

物事を考える際の固定観念(思考の癖)

マインドセットとは、物事を考える際の固定観念や思考の癖を指します。

受験勉強だけでなく、企業やアスリートなども重要視しており、自分を成長させるための思考方法を養えるため、良い結果を出しやすくすることが可能です。人は、自分の経験や習慣から、無意識に思考パターンを形成しています。

特に、ネガティブな考えを持っている人にとっては、結果がマイナス方向に向かいやすいため、マインドセットを変えていくことが重要となります。

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