目次
受験で受かる人の特徴
① | ゴール(理想の状態)から計画できる |
---|---|
② | 実現可能な計画を立てられる |
③ | 時間を意識している |
④ | 冷静さを持っている |
論理的思考力を持っている
受験に受かる人の特徴は、論理的思考能力を持っていることです。
受かる人は、自分がやるべきこと(受験で合格すること)に対して、論点を整理した上で行動に移します。
また、時間に対しての意識が高いです。時間の思考は、受験スケジュールを立てることや、限られた時間の中で時間的ロスを回避するために用います。
論理的思考能力は、国語の入試やテストだけに必要なものではありません。あらゆる物事において、目的や目標を達成するのに必要なものなのです。
冷静でかつ自信を持っている
受験に受かる人は、冷静でなおかつ自信を持っていることが多いです。
冷静さを持っている人は、受験の計画が狂ってしまった場合や、物事が混沌としてしまった場合に、落ち着いて論点を整理することができます。
また、自信を持っている人は、大抵の場合「知識」と「経験」を兼ね備えているため、ポジティブシンキングでいることが多いです。
ポジティブシンキングは、モチベーションの向上や維持にも繋がります。良い結果を生み出しやすい状態なので、目的や目標を達成しやすいです。
受験で不合格する人の特徴
① | 物事の因果関係を捉えられていない |
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② | 時間の管理ができていない |
③ | 自分だけでなんとかしようとする |
④ | 「ダメもと」の意識を持っている |
合理的な答えを出せない
受験に不合格する人の特徴として、合理的な答えを出せないことが挙げられます。合理的とは、論点が整理されており、なおかつ正確で無駄のない状態を指します。
理想ばかりを追い求め、実現可能性の低い目標やスケジュールを設定してしまうようでは、合理的な答えを出せているとは言えません。
また、時間の管理ができておらず、自分で立てた計画を無視して没頭してしまったり、計画の修正をすることができません。
合理的な答えを出すことができない人は、まず、自分のやるべきことを設定することや目標を立てて、さらにそれを具体化させていく癖をつけましょう。
言い換えれば、それが「論点を整理する」ということなのです。
後ろ向きな気持ちを持っている
受験に不合格する人の特徴は、後ろ向きな気持ちを持っていることが多いです。後ろ向きな気持ちとは、例えば「やってもどうせ無理」「たぶん受からない」「自分にできるはずがない」のような、いわゆるネガティブシンキングを指します。
ネガティブシンキングを改善するには、自分で考えたことに対して、自分に問うてみるのが効果的です。「なぜそう思うのか」「なぜその答えになったのか」を考えることで、論点を整理することができます。
ネガティブシンキングは、大抵の場合、自分に自信がない場合や、論点が整理されていないことが原因で発生します。
悪い結果を生み出してしまうことが多いので、物事をより具体的に考え思考を巡らせる癖をつけましょう。
合格するための思考方法とは?
理想と現実の差分を埋める
合格するための思考方法の根本的な考え方は、理想と現実の差分を埋める考え方ができるかどうかです。
ゴール(理想)を明確にした上で、「足りないものは何なのか(現実)」を考えていく作業を突き詰めて行えば、「合格できるかどうか」という問題に対して、論理的でなおかつ筋の通った解決策を明示することができます。
テーマが受験なので「合格する」が目的になりますが、理想と現実の差分を埋める考え方は、会社で企画を考える際や、日々の生活において物事を解決する際にも使われます。
目的を明らかにし行動する
目的を明らかにした上で行動するようにしましょう。目的とは、「何のためにやっているのか」「これをやっているのはなぜなのか」という理由にあたる部分のことです。
目的を明確にした状態で物事に取り組めている場合は、受験のような時間が限られた状態での時間的ロスの回避ができることや、モチベーションの維持に繋がります。
受験で言えば、大枠は「合格する」ことが目的です。
その他にも「不得意教科を克服するために今これをやっている」「この問題をできるようにするために単語帳で暗記する」などがありますが、細分化していくと、今やっていることの全てが「合格するため」に繋がっています。
逆に、目的に繋がっていない行動だと気づいた場合は、すぐにやめることもできます。目的に対する意識を向上させることが、合格への第一歩と言えるでしょう。
5W1Hで具体性を持たせる
5W1Hで、物事に具体性を持たせましょう。受験で例えるならば、「『何を』『いつまでに』『どのように』『なぜ』やるのか」などです。
5W1Hを深く考えることで、自分のやるべきことや行動を、合理的でなおかつ効率的に進めることができます。
逆に、5W1Hを明確にしない状態で物事に取り組んでいる場合は、混沌としていて筋が通っておらず、無駄な時間を過ごしたり、「やったけど関係のないことだった」など無意味なことをしてしまうことが多いです。
物事に取り組む際は、5W1Hを基にして、より具体的に考える癖をつけましょう。