目次
受験生の春休みの過ごし方
受験勉強をスタートさせよう!
受験生としての第一歩を踏み出すために、春休みに受験勉強をスタートさせましょう。
受験生にとって、春休みは受験の準備期間です。
実際に勉強を始めること以外にも、志望校の策定や勉強計画を立てるなど、万全の準備で受験の年を迎えることができます。
春休みは、学校生活を送っているときよりも多分に時間がある人がほとんどなので、新学期に入る前に志望校合格への準備を進めておきましょう。
また、春休みの時期に、予備校や塾に入塾し周りとの差を広げる人も多いので、検討してみるのも良いでしょう。
受験生が春休みにやるべきこと
志望校を決める
春休みの間に、志望校を決めましょう。受験生が受験の年にやるべきことは、「①現状把握→②勉強→③志望校合格」です。
受験生は、現状把握と勉強を何度も繰り返し、試行錯誤しながら志望合格を目指します。
そのためには、まず志望校を決めることが最優先です。志望校を決めて、まず先に受験生としてのゴールを決めましょう。
年間計画を立てる
志望校を決め終わったら、次に年間計画を立てましょう。志望校に合格することは、受験生にとっての「ゴール」です。
ゴールを決めたら、志望校に合格するためにゴールまでの期間をどのようにして行動するか(過ごすか)を考えましょう。
また、年間計画は、月間計画や週間計画を作るのに必要です。志望校までの大まかな計画を立てたら、月間、週間のように、計画を細分化しましょう。
前年の入試スケジュールを把握しておくと、年間計画を考えやすいです。
教材(問題集)を決める
勉強計画を立てた後は、次にどんな教材や問題集を使って勉強していくかを考えます。言い換えれば、「何を使って受験勉強をするか」の部分です。
いくら計画を立てても、実際に受験勉強をするのに、自分の学力が向上しやすい教材や問題集を選ばなければ、志望校合格の目標(ゴール)に辿り着きにくくなってしまいます。
得意教科や苦手教科を把握し、自分の学力に合った、分かりやすい教材や問題集を選ぶようにしましょう。
[▶︎問題集の選び方のリンク]
勉強する習慣を作る
志望校や勉強計画、教材の策定まで終わったら、受験勉強をスタートさせましょう。
ただし、勉強と言っても、いきなり長い時間勉強するというのは苦しいという人も多いです。そこで、まずは「勉強する習慣を作る」ところから始めてみましょう。
勉強する習慣を作るためには、「時間」を設定することが重要です。
「何をやるのか」は、計画や教材選びの段階ですでに決まっているはずなので、「いつやるのか」「どれくらいやるのか」など、両方でもどちらかだけでもいいので、自分が受験勉強を行う時間を決めましょう。
▼暗記系は早めに手を付ける
暗記系の勉強は早めに手をつけましょう。暗記系統の学習は、いわゆる「知識」に該当します。
受験当日までの大まかなフローとして、夏以降に実践的な問題に手を付けるため、知識を早めに吸収するのに越したことはありません。
スポーツでも、「筋トレ」し「テクニック」を磨いてから試合に臨まなければ、試合に勝てないでしょう。
夏に知識を吸収している時間はないので、春休みのうちに暗記系統の学習に手をつけましょう。
頼れる場所を確保する
春休みのうちに、自分が頼れる場所を確保しましょう。
受験勉強は、決して一人でやるものではありません。
周りには「教師・学校・塾・親・兄弟姉妹」など、サポート可能な多くの人や場所があるはずです。
受験は、「情報戦」とも言われています。
多くの情報を入手し、あらゆる角度から自分にとっての最善策を取れるよう、自分が頼れる場所を確保しておきましょう。
1年後の自分をイメージする
春休みのうちから、1年後に自分が志望校に合格しているイメージをしましょう。
「行動することが1番大事」と思うかもしれませんが、志望校に合格するというポジティブなイメージをすることは、意外と重要です。
ポジティブシンキングは、行動に対する動機づけの部分に当たるため、モチベーション(やる気)の維持や向上に繋がります。
春休みにイメージした自分の姿を、そのまま受験当日まで維持しつつ、受験勉強に取り組みましょう。