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受験勉強が長続きしない人の対処法
嫌いな教科から勉強するのも一つの手段
受験勉強をするにあたって、あえて、嫌いな教科や苦手な教科、勉強するのが億劫だと思っている教科などから勉強するのも一つの手段です。
得意な教科や楽な課題、好きな学習内容から始めて疲れてしまうと、苦手な内容まで手が回らない可能性があります。
本当はもっとやれるスペックを持っているはずなのに、勉強を始めた後にどうしても長続きしないという人は、以下のプレマックの法則を参考にしてみましょう。
プレマックの法則とは?
生起頻度の高い行動が低い行動を促進させる
プレマックの法則とは、生起頻度の高い行動が、生起頻度の低い行動を促進させるというものです。
言い換えれば、好きな事柄への行動が、嫌いな事柄への行動の頻度を増やすきっかけになるということになります。
プレマックの法則は、心理学者デイビット・プレマックによって提唱された、心理学の原理です。
▼具体例:子供に対するしつけ
古くからアメリカやヨーロッパでは、栄養バランスのために、子供に対して、『嫌いな物から食べなさい』としつけているようです。
確かに、先に好きな物ばかりを食べてお腹いっぱいになってしまい、嫌いな物を残すということを防げます。
実は、この考え方は行動科学において、理にかなっているそうです。
人は苦手なこと・嫌いなことを、後回しにする傾向があるのです。